
劇場版の挿入歌として使われるシェリルの新曲「
pink monsoon」が21日発売。フラゲしたので、早速聴いてみました。
久々のマクロスF楽曲でそれだけでもかなり興奮。フライングドッグで試聴はしたもののフルで聞くのはもちろん初めて。聴いてみて最初の感想は、「レベル高ぇ~」。たしか、デビュー曲っていう設定だよな・・・と。いい意味で、とてもアニメの挿入歌とは思えない完成度の高い曲になっているなぁと思います。
歌詞:
シェリルの歌の歌詞はこの曲に限らず結構難解な感じがしますが、この「pink monsoon」や「天使になっちゃた」はデビュー曲ということもあってか、結構ストレートな気持ちが歌詞に出ている感じを受けました。作詞はGabriela Robin=菅野よう子さんですが、劇中では自分の楽曲の作詞をするシェリルだけに、まだ初々しいストレートな感情を含ませて作詞したのかなぁと思ったりしました。とはいえ、歌詞はシェリルワールド。相変わらず難解です。。。精神的に強いイメージのシェリルですが、女の子の部分が垣間見れてファンとしてはなんだか嬉しい歌詞。こういう部分が劇場版のシェリルにもあることを心に留めて見るとよいかもしれない。テレビ版のように強い存在であり続けるシェリルもいいけど、もっとアルトに甘えてもいいんじゃない、劇場版では。。。
曲調:
音楽についてあまり詳しいわけではないけど、「pink monsoon」はR&Bって感じの曲調?テレビ版でのシェリルの曲とは畑違いという印象も受けます。正直、この歌は難しい。かなり難しい部類の曲になるのでは?と思います。素人がカラオケで歌っても・・・orzな曲。けしてテレビアニメ受けする曲調ではないと思いますが、テレビ版の大人気を経て、シェリルというキャラクターも大きくなり、歌い手のMay'nさんも大きく成長した今だからこそ満を持してリリースできる楽曲かと思いました。まぁ、中林芽依時代は一応R&Bといった感じの曲を歌っているMay'nさんなので、歌い手としてのベースは問題なかったでしょうけどね。
「天使になっちゃった」はさらにスローでメローな曲。こちらも歌い手の歌唱力がかなり要求される歌かと思います。劇場版は歌のレベルがかなり高いなと。。。まだ、絵と重なる場面に遭遇できないのでなんともいえませんが、やっぱり、テレビアニメと映画はクォリティが違うなぁとしみじみ考えました。もちろん、盛り上げる意味での新曲(ユニバーサル・バニー)もありますが、本編でどれだけ流れるのか分からないデビュー曲&そのカップリング曲に作り手の本気の心を見た気がします。
タイトル曲、カップリング共に劇場版ありきの曲ですが、両曲ともテレビ版放送当時には到底できなかっただろう曲ではないかなぁと思いました。射手座☆やノーザンクロス、ユニバーサル・バニーのような強烈なインパクはない曲ですが、聴くほどに中毒性も上がっていく曲ですね、とくにpink monsoonは。
その他、今回の2曲を聴きながら思いました。菅野よう子というプロデューサーの力も大きいのもたしかだけど、May'nさんは確実にシェリルでは終らないアーティストだなと。
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